
共催セミナーとは、異業種の企業が協力して開催するセミナーで、お互いの顧客リストに案内を送ることで集客力を高める取り組みです。異なるリソースや専門性を活かしながら、新しい見込み顧客へのアプローチが可能になるため、中小企業にとっても効果的な手法です。ここでは、共催セミナーの進め方とポイントを解説します。
共催セミナーとは?
用語の定義
共催セミナー | 複数の企業や団体が協力して実施するセミナー。各社のリソースや専門性を活用しながら、共通の目的に向けて開催する形式。 |
開催 | セミナー企画から運営、フォローアップまでを含む一連のプロセス。 |
なぜ有効だとされているのか
- リソースの共有: 各社が自社の強みを持ち寄ることで、より充実した内容のセミナーを実現できる。
- 集客力の向上: 共催パートナーのネットワークを活用することで、自社単独より多くのターゲット層にリーチできる。
- 信頼性の向上: 他社と共催することで、セミナーの内容や価値に対する信頼感が増し、参加者の期待値が高まる。
このテーマに取り組むための前提
- すでに共催する相手企業との目的や方向性が合意されていること。
- すでに自社が提供する内容や役割が明確化されていること。
- すでに共催パートナーとの責任分担や運営体制が整理されていること。
うまくいくとどうなれるか
- 相互メリットの実現: 各社が得意分野を発揮し、両社にとっての成果(リード獲得やブランド向上)が得られる。
- 新しいリードの獲得: 共催パートナーのネットワークを通じて、これまで接点がなかった見込み顧客にリーチできる。
- 顧客満足度の向上: 自社単独では提供できない価値ある情報を参加者に届けられる。

ここまで、共催セミナーに関する基本的なポイントを解説してきました。ただ、実際に共催セミナーを成功させ、効果的な成果を得るためには、さまざまな現場課題が生じます。次に、よくある課題と、その解決策について詳しく見ていきます。
現場課題
実行の壁となるひと、もの、かねの課題
カテゴリ | 課題 |
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ひと | 共催パートナー間での役割分担が不明確な場合、コミュニケーション不足や進行の混乱が生じる。 |
もの | 共催パートナーとの調整や参加者への情報発信で使用するツールやプラットフォームが統一されていない。 |
かね | 費用分担の比率が曖昧だと、予算に対する不満やトラブルが起きる可能性がある。 |
業者外注/業務委託依頼/内製化の比較
選択肢 | 特徴 |
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外注 | 共催セミナーの全体運営を専門会社に依頼することで、進行がスムーズになる。ただしコストは高め。 |
業務委託 | 一部の調整業務をフリーランスや第三者に任せることで、自社と共催パートナー双方の負担を軽減可能。 |
内製化 | 共催セミナーのすべてを自社内で運営する場合、コストを抑えられるが、調整業務が増えリソース負担が大きい。 |

まとめ
共催セミナーは、自社単独では得られないリソースや集客効果を活用し、多くのメリットを得られる形式です。
ただし、成功の鍵は共催パートナーとの役割分担や責任の明確化にあります。
特に、費用や運営の調整が曖昧な場合、トラブルに発展する可能性があるため、計画段階での入念な合意形成が必要です。
また、外注・業務委託・内製化のバランスを適切に選ぶことで、効率的かつ効果的な開催が可能になります。